うちの妻は一人目は緊急帝王切開、二人目は予定帝王切開で出産をしました。
結婚の際に保険を見直ししていたため、通常の出産一時金42万円の他にアフラックの医療保険から帝王切開の手術費、入院費がでたので、なんと黒字。
帝王切開の身体的なリスクを考えると素直に喜べませんが、医療保険にちゃんと入っておいて良かったと思う場面でした。
そして、年々帝王切開のママさんが増えているそうです。
帝王切開が増えているということ
日本では1980~2000年代初めまでの帝王切開の確率は15%以下で推移していたそうですが、2010年頃上昇し現在は出産の20%が帝王切開になっているそうです。5人に1人は帝王切開。
ブラジルでは50%が帝王切開ともいわれています。驚きですね。
帝王切開が増える理由として、医療の進歩により胎児、妊婦の以上が発見されやすく、より安全な選択ができるようになったからといわれています。
帝王切開の理由となる状況
帝王切開による出産は以下の理由が多いです
- 一度帝王切開で産んでいる
- さかご
- 児頭骨盤不均衡
- 胎児モニターの異常
- 多児(ふたご、みつごなど)
- 子宮の手術歴
我が家は「胎児モニターの異常」が原因で一人目が帝王切開でした。
予定日を過ぎ、病院でモニター検査をしたところ、赤ちゃんの心拍数が減少。
エコーでも原因がわからず、バタバタと手術へと進んでいきました。
私は仕事中に電話をもらい、急いで病院へ。到着したらすでに妻は手術台の上。
その30分後には産まれていました。
一応立ち会い出産??とにかく焦りました。
妻も子供も無事だったのが何より救いでした。
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帝王切開でかかる費用
通常分娩では5日程度の入院でも、帝王切開になると傷の状態などで入院期間が1週間以上になることもあります。
通常分娩でかかる費用:平均50万円ほど。病院51万円、助産所は47万円と数万円の違いがあるようです。
帝王切開でかかる費用:平均60~70万円ほど、通常分娩よりも10~20万円くらい多くなります。
命を守るということが大前提ですが、出費が増えるのもなかなかキツいですよね。
帝王切開でもらえるお金
1.出産一時金
これは通常でも帝王切開でも関係なく、出産する人みんなが貰えるお金です。
支給額:出産1人につき42万円(双子なら84万!!)
*産科医療保障制度に加入していない医療機関で産んだ場合は子供1人につき40万4000円。
2.高額療養費制度
1カ月間にかかった医療費の自己負担額が高額になった際、年齢や所得などから設定される「自己負担限度額」を超えた金額が払い戻される制度です。
自然分娩では利用できませんが、帝王切開分娩や切迫早産などの医療行為を受けた際には利用することができます。診療報酬明細書の審査後、健康保険より支払われます。
3.医療費控除
1年間の医療費の世帯合計が10万円(総所得金額等が200万未満の人は総所得などの5%)を越える場合に、確定申告をして一定の所得控除をうけることが出来る制度。
高額療養費制度を利用した場合には、その残りの金額が世帯の合計で10万円を超える場合となります。
4.民間の医療保険
自然分娩では民間の医療保険の対象とならないことが多いですが、帝王切開となると医療処置となるので民間の保険請求ができる可能性があります。
実際に請求された金額と貰えたお金
実際の請求書
請求されたお金
我が家は診療所で出産しました。
帝王切開で入院は7日間
保険適応外の請求(通常請求)=361870円
保険適応の請求(帝王切開したことで発生)=127920円(426390円の3割)
合計請求金額=489790円
一般の平均とほぼ同じくらい。
貰えたお金
出産一時金=420000円
420000円を病院の支払いの際に引いて貰い、退院時に払ったお金が76690円
アフラック医療保険
妻は入院日額10000円の保険と手術で10万円が貰える保険に入っていたのと、妻の親が何故か継続している保険があるので、2つの医療保険をあわせて
280000円貰えました。
なのでこの時点で203310円黒字状態です。
そして後日高額療養費の返金と来年確定申告で医療費控除をうければさらに貰えるお金は増えていきます。
医療保険は必要??
帝王切開でお金が貰えるといってもそれが特別嬉しいわけではなく、今後もお金がかかるのでありがたいという気持ち。何より無事産まれてきてくれたこと、産んでくれたことに感謝です。
貰えるお金の制度を知っておくのはとても大切です。
アフラックの医療保険については帝王切開を考えて加入したわけではないですが、加入していて良かったなというのが感想です。
以前専門家に保険の相談をした際も、医療保険の加入については意見が分かれることがありました。
入れば安心もありますが、月々支払いも発生するし、何もなければ払うだけ。
いざって時も高額療養費制度などを使えばそこまで自己負担は高くない場合が多い。
けど、産後は学資保険などまたお金のことを考える必要もあるし、2人に1人はガンになるし・・・・。と悩んでいました。
そういうときは誰かに相談しまたほうが、楽ですよ。
保険選びを失敗しない方法
私は直接面と向かって話を聞くと、ついつい担当者の言うとおりにしてしまいがち。そういう人って多いですよね。トークも上手ですしね。なので
- まずネットの無料相談である程度目星をつける。
- その後に近くの保険の窓口で直接相談
- ネットと窓口で得た情報で値段サービスを比較してから、決める。
この流れで決めるのがオススメです。
まとめ
- 帝王切開ではトータルの医療費負担は増えるが、もらえるお金も増える
- 帝王切開なら民間の医療保険の給付が得られる
- 子育てにはお金がかかるので少しでも貰えるお金が増えた方がいい。
- なにより、母子ともに元気が1番
最後まで見ていただいてありがとうございました、参考になれば嬉しいです。
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