今の親世代なら、「ハチミツ」は一歳まではダメっていうのは、育児書や雑誌を見て知っていると思うのですが、うちの義理父は知らなかったのです。
そのため、
「これ甘いぞ、おいしいぞー」とまだ10ヶ月の子どもにお菓子をあげようと、一応確認すると、お菓子inハチミツ!!あぶなっ!
たまにあう孫、可愛いんです。
「甘い→おいしい→じぃじ大好き」の構図
たぶん、自分も孫ができたら、こうなるだろうな。w
ハチミツの危険について話をすると、納得してくれましたが、知らないもんなんだとびっくりしました。
5月の連休中、実家に帰るという人もいるかもしれませんので、注意喚起を含め記事にしてみたのでぜひ参考にしてもらえるとありがたいです。
ハチミツの危険性
厚労省でも「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」
と注意喚起をしています。
赤ちゃんのお母さん・お父さんやお世話をする方へ
1. 1 歳未満の赤ちゃんがハチミツを食べることによって乳児ボツリヌス症にかかることがあります。
2. ハチミツは1歳未満の赤ちゃんにリスクが高い食品です。
3. ボツリヌス菌は熱に強いので、通常の加熱や調理では死にません。1歳未満の赤ちゃんにハチミツやハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品は与えないようにしましょう。厚労省ホームページより引用
ハチミツ以外にも「黒糖・黒蜜」にもボツリヌス菌がいるようなので、あわせて注意です。
ボツリヌス菌感染って?
大人であれば、ボツリヌス菌はお腹の中で死んでしまいますが、赤ちゃんの場合、まだ腸内環境が整っておらず、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、
- 便秘
- ほ乳力の低下
- 元気の消失
- 泣き声の変化
- 首のすわりが悪くなる
といった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。
少しくらいなら大丈夫??
それはボツリヌス菌に限らず「菌」は体の中で増えていくものなので、やめときましょう。
しかも潜伏期間(症状がでるまで)は30日
もし食べさせたら、この間ずっと気にしてないといけません。
なので、普段の生活でもそうですが、特に実家に帰ったとき、子どもにお菓子をもらったときは成分チェックが必要です。
一歳過ぎたらハチミツOK
ですが、体調不良、下痢などをして腸の調子が悪いときは無理しないで起きましょう。
ハチミツの健康効果
- 免疫アップ(ビタミン、ミネラル、酵素を含んでいるため)
- 殺菌作用が豊富で、喉、粘膜の保護、口内炎にも有効
- 腸内環境を整えてくれる、便秘改善(はちみつに含まれるグルコン酸が乳酸・ビフィズス菌を増やす環境にしてくれ、腸に刺激をくれる)
そして、調べてみると
ハチミツは45℃以上に暖めると、健康効果が減ってしまうので、生がおすすめ。
中国産は添加物が入っている物があるので、お手頃はアルゼンチン産かカナダ産。
国産がなにより安心ですけどね^^
<アルゼンチン・カナダ産>