こんにちわ^^今回はうちが平屋にした理由と、平屋生活での子育てや老後についてのメリット、デメリットを記事にしました。
うちが平屋を建てたのは3年前、まだ子どももいなかったのですが、月々の支払い額を無理しないため、しっかり35年ローン、当たり前ですが、今でも払い続けております。
平屋生活についてですが、やっぱり平屋で良かったなと感じています。
平屋にした理由
私たち夫婦は看護師で様々な、高齢患者さんを見てきました。
2019年時点で日本の高齢率27%(65歳以上の割合)
一般病院に至っては恐らく80%ちかく高齢者じゃないかってくらい多いのです。
もう、90歳じゃ驚かない、100歳過ぎると少しありがたいかな、ってくらい見慣れてます。
単位:万人(人口)、%(構成比) | ||||
平成29年10月1日 | ||||
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総数 | 男 | 女 | ||
人口 (万人) |
総人口 | 12,671 | 6,166 (性比) 94.8 |
6,505 |
65歳以上人口 | 3,515 | 1,526 (性比) 76.7 |
1,989 | |
65~74歳人口 | 1,767 | 843 (性比) 91.2 |
924 | |
75歳以上人口 | 1,748 | 684 (性比) 64.2 |
1,065 | |
15~64歳人口 | 7,596 | 3,841 (性比) 102.3 |
3,755 | |
15歳未満人口 | 1,559 | 798 (性比) 104.9 |
761 | |
構成比 | 総人口 | 100.0 | 100.0 | 100.0 |
65歳以上人口(高齢化率) | 27.7 | 24.8 | 30.6 | |
65~74歳人口 | 13.9 | 13.7 | 14.2 | |
75歳以上人口 | 13.8 | 11.1 | 16.4 | |
15~64歳人口 | 60.0 | 62.3 | 57.7 | |
15歳未満人口 | 12.3 | 12.9 | 11.7 | |
資料:総務省「人口推計」平成29年10月1日(確定値) | ||||
(注)「性比」は、女性人口100人に対する男性人口 |
内閣府ホームページより引用
肺炎、腹痛、食欲不振など比較的メジャーな病気で入院した方でも、入院するとどうしても、足腰が弱くなる。元々元気な方でも弱まるし、杖をついていたような人は、その病気をきっかけにさらに歩けなくなってしまう。
そんな現状をたくさん見てきました。
そして「家」の問題です。
「病気は治っても、階段があるから帰れない問題」
これが結構深刻で
- 入院からそのまま施設
- 一人暮らしならなおさら、家族がいても、一階に寝室がないなどの理由で「無理」となってしまう。
- 一度帰っても、自宅での生活が困難ですぐ再入院や施設に行く人も。
- うちの向かいのおじいさんは、3階建てに住んでいて、デイサービスに行くときはスタッフ2人がかりで支えながら階段を降りている。
こういう現状と、医療者不足が予想される未来。
やっぱり「最期は家がいいよね」っていうのが階段のない平屋を選んだ理由の1つです。
そして住み始め、子どもも産まれると平屋で見えてきたメリット、デメリットが。
子育て期の平屋
メリット
- 階段での行き来がないから、移動が楽。
- 階段が無いから、掃除が楽(掃除機を二階に運ばなくていいし、階段の小さな面を掃除名無くていい。)
- 間取り(うちの場合)は玄関からリビングを通らないと各部屋に行けないので、絶対顔を合わせられる。
- 子どもが階段から落ちる心配がない
- 子どもを抱えて、階段を上がらなくていい
- 子どもに目が行き届きやすい、どこからでも呼べば声が届く
- 地震など災害時に逃げやすい、最悪窓からジャンプしても、低いから怪我しにくい。
- 構造上地震に強いとされている。
- トイレが1つでいい。
デメリット
- どこからでも声が聞こえるので、プライバシーの確保は難しい
- 赤ちゃんの泣き声が部屋を離れていても聞こえる
- 住宅街にあるので、タクシーに家を教えるときにギリギリにならないと家が見えない(寝落ちできない)
家族同士の顔が見やすく、コミュニケーションがとりやすい反面、自分の時間をとるには部屋に閉じこもる必要あり。(まぁ、二階建ても同じかな?)
老後・障害を持ってしまった時の平屋
メリット
- 室内はバリアフリーが基本なので、生活の動線もいい。
- 段差は玄関の2段のみで移動がらく。将来的にスロープなど取り付けやすく、リフォームするとしても低予算でおこなえる。
- 2階の居住空間を1階に移すなど、将来的なリフォームの必要性がない、あっても必要最低限で行える。
- 災害時に逃げやすい、どの窓からでも外に出られる。
デメリット
- 個人のプライバシー確保が難しい。
- 部屋数が多くはないので、2世帯は難しい
プライバシーの問題は避けにくいですが、それ以上の生活のしやすさのメリットが大きいように感じています。
生活のしやすや、介護のしやすやそれが「最期を家で」に繋がるんだと思います。
最後に
家選びは、土地に恵まれることも必要です。うちはたまたま、ハウスメーカーさんが土地を見つけてくれました。これから空き家も増えていくので、平屋のリノベーションもありですね。もし、これから住宅を検討の人は我が家が感じた平屋のメリット、デメリットを参考にしていただけるとうれしいです。